- 食品衛生
- 食品工場・衛生管理
ゴキブリ
使用資材
害虫防除(環境、抵抗性に応じて選択します)
(1)マイクロカプセル剤(残留処理)
ゴキブリの潜み箇所、通過個所に処理し、体表に付着させて触覚によるグルーミングの習性を利用して駆除します 殺虫成分をミクロのカプセルでコーティングしてあるため、人やペットへの安全性が高くゴキブリの特殊な消化器官で効果的に作用します
(2)ヒドラメチルノンベイト(間隙処理)
ベイト(食毒)剤を専用チップに充填し、ゴキブリの通路、集積個所などに設置します。遅効性のため、糞にも成分が現れ、集合フェロモンにより互いを舐め合う習性を利用(ドミノ効果)し集団を一気に絶滅させます
(3)フェノトリン(空間噴霧)
人畜に対する安全性が高いフェノトリンを炭酸ガスに封入した、拡散性やフラッシング効果(潜み箇所から飛び出してくる)に優れた空間処理剤ですハエ類や他の不快害虫などにも効果的
(4)エトフェンプロックス(残留処理)
アレルギー発症の非常に起きにくい環境にやさしい薬剤でゴキブリ以外にも不快害虫駆除に効果を発揮します
(5)シフェノトリン(間隙処理)
上記フェノトリンの強力タイプで、抵抗性のついた頑固な害虫類の駆除に活躍します
その他、人や生活環境にやさしい薬剤を適時選択します
施工仕様
害虫類の発生、侵入、生息の可能性のある箇所に対し(1)(4)の残留処理並びに(2)(5)の間隙処理を併用して処理,発生が顕著な場合は(3)の空間噴霧処理を行い生息数を速効的に減少させます。
(1)(2)(3)(4)は臭いもなく安全性にも優れているのでお仕事に差障りはありません。又、食器類の片付け等の必要もありません。(3)を実施する場合は事前に食器、食品等にポリシートで養生し、2時間程度密閉します。人畜毒性は極めて低いので、施工後の日常生活には影響ありません。
その他詳細は担当者とその都度打ち合わせを行います。
衛生害虫防除管理仕様書
【管理対象害虫】 |
ゴキブリ類 |
---|---|
【管理内容】 |
生息調査並びに発生予防処理 |
【調査】 |
(1)環境対策 |
【防除】 |
(1)環境対策 |
【効果判定】 |
再調査を行い生息密度が最低限レベル(駆除の必要なし)を確認し完了 |
【報告】 |
各施工完了後、点検調査報告書又は防除作業完了報告書を提出 |
年間管理計画書